UNICS

茨城大学公認PCサークル『UNICS』のブログです。

コミケ103サークル出展記【そのいち】

どうも初めまして、桐鋏と申す者です。

UNICSのことを追いかけている方はタイトルを見てこう思ったかもしれません。

 

「あれ、UNICSってコミケ出てたっけ?」

 

いえ、出ておりません。UNICSがよく出ているのはCOMITIAの方でございます。じゃあコミケ103サークル出展って何?って話ですよね。

実はわたくし、UNICS以外にも別のサークルに2つ入っております。その内、コミケに出展したのはAnime & Comic Explorers (A.C.E.)というサークルでございます。

A.C.E.では過去にもコミケに出展していたのですが、コロナ禍でコミケ97から出展が途絶えておりました。年で言うなら2019の12月以降です。ですから、一応、出展していた時期に在部していた人は残っているのですが、売り子をやったことがある人はもういないという状況でございました。

そんな状況でしたので、色々とてんやわんやでそれはもう苦労致しました。ということで、サークル出展の備忘録としてわたくしの体験を書き記していこうと思いますわ。

コミケ前日まで

コミケの正式名称はComic Market……当然ながら何かを頒布する必要があるのです。

何が言いたいかって? 要はコミケの出展申請とか同人誌の編集とか入稿とかをしないといけないということです。

前述の通り、出展していた時期に在部していた人はいたので、その方々に話を聞きながら作業を進めました。完全な0からのスタートはギリギリ免れることができましたわ。

けれど、手取り足取り教えてもらったわけではないので、使うソフトとか事務的なところだけ聞いて後は自分で調べてやりましたの。

これが、まあとにかく大変でした。

コミケの出展申請

これはそこまで大変ではありませんでした……大変じゃなかったはずです。必要な事項を漏れなく書くだけなので。

ただ強いて言うなら、学漫ジャンルでの出展でしたので、他ジャンルと違って所属大学を書くとか若干特別なことをしなければなりませんでした。

未来の僕に伝えるべきは、「一回全部書き終わったらカタログに書いてるジャンル別一言メモを読んどけ」ということですね。多分そうしたら大丈夫なんじゃないかな。よくわからないけど。

あ、そういえば、正しく記入できれば記入漏れがある他サークルと比べて多少のアドバンテージが生まれるのだと思われますわ。だから、ちゃんと書きましょうね。

編集・入稿

編集は死ぬほど大変だった、マジで。

出版社は前回と同様にトム出版様にお願いしました。ええ、そこまではよかったのですよ。

でもね、わたくし出版社相手にした編集作業やったことがなかったのです。だから、何を部員に伝えればいいのかわかりゃしませんわ。その結果、提出作品の解像度とかサイズがバラバラに……。

それの何が悪いんだ、ですって? ええ、やったことがないならそう思うのも仕方がありませんわ。編集をする前のわたくしもそう言うでしょうね。

入稿するには、"全ての"作品の解像度、サイズを揃えなくてはいけないのです。つまり……わたくしはほぼ全ての作品の解像度、サイズの調整をする羽目になったのです。嘘みたいでしょう?

入稿日前日(12/18)に編集作業をしていたのですが、こんな感じだから全く終わる気配がありませんわ。

 

「は~こりゃ難儀だ。もう23時だし明日やろうかナァ……じゃあ念のため入稿日明日か確認しておくか」

オンデマンド(20%off):表紙/口絵 12/19(火) 本文 12/19(火)

「ああうん、そうだよね。12/19(火)だよね……そういえば締切"時間"見てないな。何時なんだ……?」

 

 

 

https://www.tomshuppan.co.jp/schedule/win_2023/

 


締切時間は午前9時です。

 

( ゚д゚) …?    締切時間は午前9時です。

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚ Д゚)  …!? 締切時間は午前9時です。

(つд⊂)ゴシゴシゴシゴシ

(;゚ Д゚) …!!     締切時間は午前9時です。

(つд⊂)ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

(; д  )  ゜ ゜     締切時間は午前9時です。

はい、ということで徹夜が決まったのでした。いやはや、時間を失念していましたわ。未来のわたくし、ひいては皆さんはこんなことにならないように早めにやりましょうね。

深夜の編集はまさに霧中のようであり、雲を掴むような作業でした。すでに削れていたSUN値はノンブルってなんだよおオオオッッ!!と1d10=3でさらに削れ、トンボってなんやねんンンンッッ!!と1d10=9でSUN値ピンチ!になり、せっかく解像度とサイズを統一した作品の全てにトンボを付けることが発覚し1d100=94で発狂しましたわ。

 

入稿は編集に比べれば多少は楽でしたが、聞いたことない用語が都度出てきて大変でした。上質紙70kgと90kgでどっちが良いのかわからないし、前日搬入の設定合ってるのか心配だし……もぅマヂムリ。

次のコミケでは絶対やりません。サークル長になったら誰かにやり方教えて、わたくしがやらなくてもいいようにしてやりますの……。

その後

なんとか編集・入稿を終わらせ一安心……なのですが、わたくしは忘れていたことがありました。そう、コミケは入稿で終わるわけじゃない!

ここまでは準備。本番は当日なのです。それをすっかり忘れていたわたくしは痛い目を見るのですが、そのことは【そのに】で書こうと思いますわ。

ここまで見て頂いて感謝致しますわ。それでは。

(著:桐鋏)